“千葉医学”135年余もの長きにわたり受け継がれてきた、医学の伝統と誇り

“千葉医学”とは

“千葉医学”(CHIBA MEDICINE)は、明治7年(1874年)に千葉大学医学部のルーツである共立病院が地域住民等の醵金により建てられて以来、138年以上に及ぶ、千葉大学医学部の伝統と達成された成果を包括する概念です。

本学が達成した成果は、育成した数多くの医療者であり、質の高い研究であり、地域医療への貢献です。それは、医育・研究機関としての医学部、大学院、附属病院と関連の地域中核病院から市井の診療所に至る医療機関、更には卒業生からなるゐのはな同窓会や千葉医学会などに継承されています。

草創以来、数多くの医師・医学者が“千葉医学”の教えの下、医学・医療の向上に邁進し、世界的な医学研究や難治性疾患の治療成績の向上を達成すると共に地域医療の充実にも努めてきました。そして現在、この千葉医学の教えを心に刻んだ多くの医師が、全国や世界の医療現場で活躍しています。千葉大学医学部では、明日の医療を担う学生達が、脈々と続く千葉医学の伝統の下で勉学に励んでいます。

私ども千葉大学医学部は、これまで培われた“千葉医学”の伝統と誇りを継承し、発展させることで、更なる医学・医療の発展に尽力します。

“千葉医学” 言葉の由来

千葉医学は「千葉大学医学部八十五年史」にある元国立千葉病院長の鈴木五郎(1898-1990)の文章、「大学病院が医育機関として草創以来80有余年の長きにわたり、間断することなくその使命を果たしてきた一筋には、何等の変動もない所に千葉医学の伝統が流れる」に由来します。

千葉医学 3つの教え(伝統)

千葉医学には、先達から引き継がれた伝統に裏打ちされた3つの教えがあります。

それぞれの教えについては、下記をご覧ください。

千葉医学 ロゴマーク

千葉医学 ロゴマーク

千葉医学のロゴマークは、2011年に作成されました。
千葉医学の3つの教えの1つ「獅胆鷹目行以女手」をモチーフに、獅子のように細心にして大胆且つ動じない胆力、鷹のように諸事を見通し、判断、解決できる眼力、臓器を柔らかく扱い緻密に行える手技、そして中心のハートは胆力、眼力、臓器を意味すると共に、患者中心の医療を実践できる共感、利他、責任感など医師としての心構えを意味しています。
千葉大学医学部では、臨床前医学教育が修了した学生に対して千葉医学のロゴマークがついた白衣を授与しています。これは、千葉医学の教えを心に刻んでこれからの医学・医療に携わってほしいという願いに他なりません。

ロゴマークのダウンロード | PDFファイル
ロゴマークのダウンロード | JPEGファイル・縦/横2点(begin.continue記載)
※千葉大学医学部関係者は誰でも利用可能です。

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